マイネロサリラ


<オリジナル写真> <血統>
マイネロサリラ写真
2009年6月 BRF明和
2008年1月30日生 第5仔 コスモヴューファーム

ロージズインメイ
2000青鹿毛
Devil His Due
Tell a Secret
ダイイチコパン
1997青毛
サンデーサイレンス
青鹿毛
ダイイチアレキ

クロス : Halo 3×4
兄弟 : マイネルバシリコス(4勝)
<収支>
収入 94,793円
補償 40,628円
支出 274,273円
−138,852

( 入会金と会費は含みません )
<出資理由> <成績>

 「チャールズの嫁さん探し」は続行中です。が、少し飽きてきてたので、忘れていたもう一つの夢「武豊と口取り」を実現できそうな馬を選ぼうと思いました。

 当初、マイネルデフィ(ピサノサンデーの08)に出資申込するつもりでした。スペシャルウィークで武豊を屋根に据えた白井寿昭厩舎に所属予定でしたから、他の厩舎よりは武豊との繋がりが深いんじゃないかなぁと読みました。マイネルデフィも出資に値する良い馬に見えましたし。

 しかし、展示会で「これ良い!」と一目惚れしてしまった馬が現れました。マイネロサリラ、彼女です。牝馬としては高額でしたし、父ロージズインメイの産駒は去年出資したので、最初は彼女のことを真剣にチェックしていませんでした。ふと展示会場入りする前に輪乗りしてる彼女の顔を見かけて、その美しい顔立ちに目が奪われました。そしてその黒光りした馬体と柔らかい歩様に心が奪われました。チャールズと交配しても良さそうな血統。「こりゃ何とかモノにしたいな。」

 今年は秋の二次募集は無く、一次募集で72頭もの馬を募集する形でしたので、この一次募集で2頭出資するつもりでした。マイネロサリラとマイネルデフィの両馬に申し込むと完全に予算オーバー。マイネルデフィが人気するのは分かっていたので、諦めました。

 マイネロサリラは加用センセイのところでお世話になる予定ですが、管理馬マイネルスターリーで何回か武豊を乗せてるので、「武豊と口取り」の可能性も無くはないかなぁと思ってます。

日付 競馬場 レース 距離 馬場 着順 騎手 賞金
'11/09/06 前走で特別未勝利戦の出走資格を確保できず。引退が決定しました。
'11/09/03 札幌 3歳未勝利 芝2000 6 津村明秀 0
'11/07/31 函館 3歳未勝利 芝2000 7 三浦皇成 0
'11/07/02 中山 3歳未勝利 芝2000 4 柴田大知 72.0
'11/06/05 阪神 3歳未勝利 芝1800 10 和田竜二 0
'11/02/20 京都 3歳未勝利 芝2000 13 丹内祐次 0
'11/01/29 小倉 3歳未勝利 芝1800 4 丹内祐次 75.0
'10/09/26 札幌 2歳未勝利 芝1800 8 三浦皇成 0
'10/09/04 札幌 2歳未勝利 芝1800 4 三浦皇成 75.0
'10/08/15 札幌 2歳新馬 芝1800 3 D.ホワイト 180.0
<引退後> <教訓>
 
 ロサリラは一目惚れで急遽出資申し込みを決めた馬ですが、今思えば見た目に惑わされたという印象が残っています。展示会で彼女を見て、その容姿の美しさに冷静さを欠いたというか、舞い上がってしまったというか。

 失敗パターンとしてはスパークルと同じ、いやむしろそれ以上に不味かった。「柔らか過ぎ」の一言に尽きます。一目惚れだからでしょう。今でも展示会でのロサリラの歩様は鮮明に思い出せます。ホントに柔らかい歩様なのですが、ただ柔らかいでだけで、芯が無い。実際、レースでもここ一番ペースが速くなる勝負居所でついていけませんでした。それは柔らか過ぎるが故に俊敏性が欠けているから。スピードが無いからです。去年の展示会で社長がロージズインメイ×サンデー系の肌馬の仔は柔らか過ぎる産駒が多く、走らないと言ってましたが、正にロサリラはその典型。今となれば、凄く理解できます。

 ロサリラへの出資は相馬眼の勉強としてはよい教訓になりました。この手のパターンの失敗はもうしないと思います。そう言えるくらい強いインパクトを僕に与えてくれましたし、トラウマにもなりました。

 ロサリラには「チャールズの嫁さん探し」と「武豊と口取り」との二つの目標を課していましたが、共に成就せずに終わりました。レースを見に行くこともなく、ただ僕の相馬眼の勉強の為に存在したような馬でした。そういう意味ではロサリラに対する申し訳ない気持ちが大きいのですが、有難いという気持ちも大きいのです。今年の二次募集では一頭出資するつもりでいますし、鉾田のツアーにも参加する予定です。同じ轍を踏まないよう、ビシッと選んできたい。それがロラリラへの恩返しだと信じています。
2011/09/07

 @柔らかいだけでは走らない。美しいだけでも走らない。柔らかい体質の中にも強さ、硬さが必要なり。出来れば器用さもあれば尚良し。美しさは後回し。サラブレッド故に、速さに必要な要素を見抜くべし。
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