クレーリッチェ


<オリジナル写真> <血統>

2018年10月 東京競馬場・メイクデビュー東京
2016年3月31日生 第2仔 ビッグレッドファーム

キングカメハメハ
2001鹿毛
Kingmambo
Manfath
マイネイサベル
2008鹿毛
テレグノシス
鹿毛
マイネレジーナ

クロス : Northern Dancer 5×5×5
母: マイネイサベル(4勝)
<収支>
収入 124,834円
支出 319,157円
-194,323

( 入会金と会費は含みません )
<出資理由> <成績>

 やっとイサベルの仔に出資しました。といっても第一子を出資しないで、この第二子に出資を決めただけなのですが、僕としては「自分の出資馬で血を繋いでいく」という一口馬主での目標を実現するための大きな一歩です。イサベルが繁殖に上がって4年半もの時間が過ぎました。その間色々と迷った挙句、今回の出資が確定してとりあえず一安心というか、一口馬主ライフで新しいステージに進めたことを喜ばしく思っています。今までは「馬の世代のサイクルは早いなぁ。」と何となく思っていましたが、実際に「血を繋いでいく」ことを意識すると、まぁ時間がかかることかかること。脈々と続くサラブレッドの血統の重みを素人なりに感じました。サラブレッドを生産することを生業としてる方々に感服してます。

 さて、マイネイサベルの16ですが、残念ながら抜群に良いという見立てではありません。イサベルと父キングカメハメハの仔でなければ出資していないはず。運動神経はそこそこ良さそうですが、思ったより小柄ですし、体が硬そうな印象です。パンフレットの解説とは逆の見立てです。でも、イサベルとの配合相手はキングカメハメハが良いとずっと思っていましたし、牝馬ということで更に血を繋いでいくには格好の馬です。

 先ほど、今回の出資が確定するまで色々迷ったと書きました。それを綴ります。

 イサベルが繁殖に上がったのは2013年の冬。その翌年の2014年の春、イサベルは最初の配合相手のアイルハヴアナザーの仔を受胎しました。BRFが導入した新種牡馬ですから、現役時代に活躍したイサベルと配合するのはBRFの事情としては仕方ないことです。2015年の春、無事に初仔は生まれ、牝馬でした。順調に成長して、去年の2016年、出資募集馬として登場しました。しかし、どうしても馬見的に気に入らない。父アイルハヴアナザーも思い入れが無い種牡馬。でも当歳から見ている、イサベルの血を引く女の子です。この仔の出資をどうするか?この時点でイサベルは第二子として本馬を出産し、更にお腹にはまたキングカメハメハの仔が宿っていました。でも、第二子が順調に成長して出資募集馬として登場する保証は無いですし、僕の馬見的に満足いく馬でない可能性もある。第三子も同様です。お金が沢山あればイサベルの仔は全て出資するところですが、そうはいかない。イサベル自身もいつまで繁殖牝馬としてやっていけるのか…先のことは分かりません。迷いに迷って、初仔はパスしました。第二子に期待しての出資断念です。現在、初仔は「ベリータ」と名付けられて、左前肢の蹄の質が少し弱く、ソエと蹄の様子を見ながらですが、デビューに向けて調教が進んでいるようです。ベリータに出資しなかったのが良かったのかどうか?ベリータが亡くなるまでその答えは分かりません。

 そして一年後の今年2017年、今年の新規出資募集馬が発表され、イサベルの第二子もそのラインアップに名前が載りました。しかし、イマイチ馬見的に気に入らない。でも父キングカメハメハはイサベルの旦那に迎えたいと思っていた種牡馬。当歳から見ている、イサベルの血を引く女の子です。この仔の出資をどうするか?この時点で第三子は牡馬として誕生し、第四子としてスクリーンヒーローの種付けが行われたという情報を得ています。でも、第三子が順調に成長して出資募集馬として登場する保証は無いですし、僕の馬見的に満足いく馬でない可能性もある。第四子も同様です。イサベル自身もいつまで繁殖牝馬としてやっていけるのか…先のことは分かりません。迷いに迷って、第二子は出資申し込みしました。現段階で、イサベルに何かあって亡くなった場合、出資馬として先々血を繋いでいける可能性があるのは第二子だけだからです。この出資が良かったのかどうか?第二子が亡くなるまでその答えは分かりません。

 「血を繋いでいく」ということは、毎年毎年この苦悩を繰り返すことなのか。血を繋ぎたいと思う出資馬が増えれば、この苦悩が増えるのか。レーニアやチャールズが活躍して以来のこのテーマ。今更ながら凄い大変なことだと気付きました。でも好きでやってること。時間とお金をかけてやってること。上手くいったその先には、何者にも変えられない体験が待っていると信じて止みません。

 重いなぁ、僕(苦笑)

日付 競馬場 レース 距離 馬場 着順 騎手 賞金
'20/02/13 サラブレッドオークションに出品され、69万円で落札されました。
'20/02/10 関係者と協議した結果、「きっかけがつかめない状況が続いていて、変わり身も見込めず厳しい」との結論に至り、引退させることが決定しました。
'20/02/09 小倉 日田特別
<4歳上1勝クラス>
芝1800 11 柴田大知 0
'19/11/30 中京 3歳上1勝クラス 芝1600 15 国分優作 0
'19/08/11 札幌 3歳上1勝クラス 芝1800 10 丹内祐次 0
'19/07/22 盛岡 エメラルド賞 芝1700 優勝 丹内祐次 100.0
'19/05/18 新潟 3歳未勝利 芝1800 11 野中悠太郎 0
'19/05/05 新潟 3歳未勝利 芝2000 13 斎藤新 0
'19/04/13 福島 3歳未勝利 芝2000 6 木幡巧也 0
'19/02/03 中京 3歳未勝利 芝2000 13 津村明秀 0
'19/01/06 中山 3歳未勝利 芝2000 8 丹内祐次 0
'18/11/24 東京 2歳未勝利 芝1800 7 丹内祐次 0
'18/11/11 東京 2歳未勝利 芝1800 10 武藤雅 0
'18/10/21 東京 2歳新馬 芝1400 15 丹内祐次 0
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