出資した募集馬が素晴らしい素質を持っていたとしても、調教師がその馬の適正を見抜けなければ、才能を開花させることなく引退してしまいます。逆に出資馬があまり能力の高くない馬であっても、調教師がその馬の持ち味をうまく引き出すことによって能力以上の成績を上げることもあります。出資馬がどこの厩舎に預けられる予定なのか、どんな厩舎なのか、必ず把握しましょう。

入厩予定厩舎が分からない時はクラブに確認してみましょう。個人的にオススメする本、「超厩舎データブック」からデータの一部を抜粋しました。2000年の関東・関西各リーディングトレーナーの藤沢和雄厩舎（美浦）と伊藤雄二厩舎(栗東)の成績です。

厩舎の特徴を見極めることは出資馬が活躍してくれるための最良最短方法ですから、手間を惜しまずに確認しましょう。